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虫歯になりたくないが甘いものを食べたい方へ😝
キシリトールで虫歯予防!
よくスーパーやテレビなどでみかけるキシリトール‼
口臭予防で使っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
虫歯予防とは言われていますがしっかり成分表をチェックしてますか??
キシリトールが入ってれば虫歯にならないでしょ?は大間違い!!
実は虫歯予防になっていないかも…😢
心配になった方ぜひ読んでみてさい‼
🦷甘いものは食べたいが虫歯にはなりたくない🦷
そんな方に虫歯を作らない健康な歯を保つための知識をお伝えします!
キシリトールと言われると、ガムなどのイメージが強い方も多いかと思います。
ですが2021年にはグミの売り上げがガムの売り上げを上回っております✨
グミはガムに比べダラダラ何回も分けて食べられることにより虫歯になりやすいともいわれています。
また間食などで頻繁に摂取してしまうと歯の表面が解ける時間が長くなります。
では、虫歯になりにくいものを選ぶにはどうしたらいいの~?
ということで今回はキシリトール配合の商品や成分表の見方についてご紹介いたします。
グミにもガムにも共通する砂糖の代わりに用いる甘味料‼
これを代用甘味料といいます。
一般販売されているキシリトールグミ・ガムには、シラカバやトウモロコシの芯から採れるキシラン・ヘミセルロースという物質を原料にしたキシリトール、甘みがあり持続性の高いスクラロースなどの甘味料が入っています。
キシリトールは、木糖であるキシロースから合成される糖アルコールの一種で、砂糖と同じくらいの甘味があり、カロリーは4割程度低く、水に溶けると吸熱反応が起こり、お口の中にひんやりとした清涼感がでます。
ですが同じキシリトールグミ・ガムでも種類によっては虫歯予防ではなく、虫歯ができる危険もあります⚠
実はキシリトール配合されていても、虫歯を誘う甘味成分がほんの少しでも使われていたら虫歯の原因を作ってしまうんです。
今まで知らなかったよ…
という方でもまだ間に合うのでこれから気を付けていきましょう‼
「虫歯を作る甘味成分と作らない甘味成分」があります。
それぞれの「糖」トップ3をご紹介します!
虫歯を作る糖の種類⚡
1.砂糖
2.ブドウ糖
3.水飴
→虫歯の原因となる「酸」を作ります。
虫歯を作らない糖の種類😊
1.キシリトール
2.ソルビトール
3.還元水飴
→虫歯の原因とならない、甘味成分です。
キシリトールガム
キシリトールは1976年にフィンランドで虫歯予防効果が発見されて以来、砂糖に比べカロリーが低く生体に安全なことから、虫歯予防の面で注目されてきました。
キシリトールガムそのものに虫歯予防能力、虫歯修復能力があるわけではありません。キシリトールは糖アルコールという種類にあたり、砂糖・ショ糖などと異なり虫歯菌に代謝されないのです。
摂取しても口の中で虫歯の原因となる「酸」が放出しません。
キシリトールガムは虫歯の原因を作らないうえに、ガムには唾液作用により歯の修復効果があるので、適切な量でキシリトール入りのガムを噛めば虫歯予防になるというわけです。
ただしキシリトール配合であっても、そのほかに砂糖や水飴などの酸を作り出す原因となる糖類がガムに含まれていると、虫歯予防にならないので要注意です。
ガムの成分チェックは商品の裏面をみて
- 代用甘味料(キシリトール、○○トールなど)の配合
- 砂糖不使用
- 果糖不使用
などの記載があるか確認しましょう👀
砂糖と比べてカロリーも低いので、ダイエット甘味料ともいわれています。妊婦さんやダイエット中の方にもおすすめですよ♪
またそのほかにもガムなどに用いられているスクラロースも代用甘味料とされています。
これは味が砂糖に似ていて甘みがあり熱や酸に強く、味の持続性もあります。
砂糖の約600倍の甘さです‼‼
こんなに甘いのに虫歯予防になるなんてビックリですよね‼
砂糖を原料にしているのにもかかわらず摂取しても虫歯の原因にならない、血糖値やインスリン値に影響を与えないなどと言われています。
糖として吸収されず、血糖値を上昇させないことから、「カロリーゼロ」「糖類ゼロ」などをうたった商品に使用されています。
POINT
★虫歯の原因となる酸を作らせない
★唾液の分泌の促進
これらが虫歯を予防する大きな要因となっております。
今回はキシリトールガムの摂取方法について書かせていただきます!
キシリトールガムの効果的な摂取タイミングと方法
キシリトールガムを最大限に活用するためには、正しいタイミングと方法で摂取することが重要です。以下の点を意識して、日常生活に取り入れてみてください。
摂取タイミング
- 食後すぐ
食後に口腔内が酸性に傾くのを防ぐために、食後すぐにキシリトールガムを噛むのが効果的です。
- 1日3回以上
1日に3回以上、定期的に噛むことで、効果を持続させましょう。
摂取方法
- 1回あたりの量
1回に1~2粒程度を目安に噛むと良いとされています。特に、歯に負担をかけないように噛むことが大切です。
キシリトールをはじめとする糖アルコールは、小腸で消化されにくいという特徴があります。
そのため、過剰に摂取しすぎるとお腹が緩くなってしまうことがあります。
一時的なものですが、適量を守るようにしましょう。
一方キシリトールグミはガムと違って様々な硬さや触感を楽しむことが出来ます。
ガムのように食べ終わった後も捨てる手間がはぶけます。
ですが、恐ろしいことにグミは糖を多く含んでおります。
ここで成分表をチェックしてみましょう🔍
みなさん、原材料名は量が多いものから記載されているって知っていましたか?
グミの中に入っている糖の種類は原材料名を確認してみてください。
グミに含まれる最も有名な糖は砂糖です。その次に水飴です。これらはガムと同様に虫歯の原因になります。
グミにどのくらいの糖質量が含まれているかは、栄養成分表示からは分からない場合が多いのです。
ですが糖質と食物繊維を足し合わせた量が炭水化物なのでグミの栄養成分表示の「炭水化物」欄をみると大体の糖の目安がわかります。
市販で売っているグミにもキシリトール配合のものはありますが、キシリトールが100%のものでないと虫歯を予防するとは言えません。
キシリトールが配合されていないグミよりはむし歯のリスクが減るというイメージをもつことが大切です!!
歯科で販売しているキシリトールグミはキシリトール100%でむし歯の原因となる糖類は一切使用していないノンシュガーグミです‼
グミを買うときも成分表を確認してみましょう。
今回はキシリトールを紹介させていただきましたが、残念ながらグミやガムだけで虫歯を予防できるわけではありません。
毎日の歯ブラシや、歯科医院での定期検診をしながら、一緒に大切な歯を予防していきましょう☺